元記事を読んで正直中国人である自分も「ひどい」と思いました。
記事では、一人の新婦さんが結婚式当日に悲惨な目に遭った経験を紹介しています。
タイトルはなんと「”性奴隷”になった新婦、7人の男が好き放題に!」
ひどい目に遭った新婦
「白玉」(仮名)という女の子は、めでたく彼氏とゴールインして結婚。しかし、結婚当日に、両側の親戚、親友どもが、嬉しさのあまり、騒ぎすぎていた。
この「白玉」という女の子ですが、新郎側の友人がお酒が入り、タバコと酒の匂いをプンプンしながら、白玉さんをベッドに押し付け、服を全部脱がし、好き放題に触ったり、乱暴しようとしたわけです。
しかも、一人ならまだ反抗の余地がありますが、7人の大の男となると、反抗しようもありません。そのまま泣きわめくも、新郎の両親が「今の若者はいろんな遊び方ありますね」とニヤニヤしながら酒を飲んで見ているだけでした。
こんな目にあった白玉さんは、さすがに怒り心頭、この経験を新聞社に訴え、記事になった。
その後はどうなったか、わかりませんが、さぞ簡単に収束わけがないかと思います。
「婚闹」という習慣
さて、ここで少しご紹介しますと、中国では、「婚闹」という習慣があります。
「婚闹」(hun1 nao4)というのは、結婚当日に新郎新婦の親戚、親友たちが結婚祝いとして、お礼金を渡す代わりに自由に騒ぎ、新郎新婦に難題を出したり、恥ずかしいことをやってもらったり、恥ずかしい目に遭ってもらったりすること。
ちなみに、自分が出身している中国の東北では、そんなに派手なことをやらなく、「お互いキスさせる」とか、「お姫抱っこ」などをさせるぐらいでした。
ただし、地方によってやり方が違うため、新婦に知らない人にキスしてもらうとかもありますし、過激な度が過ぎることをやってしまう地域もありますね。
ほかにはこんな例も
新郎側の父親が「老いていない」ことを証明に、お金を新婦の服の下着の中、パンツの中に入れるフリをして、そのまま好き放題に触る。(これも記事になった)
こういったことをやる地域もあるため、あらかじめ親族がお金を出して現地の風俗をやっている方、いわゆる妓女などの「プロの人」を何人かを雇っておき、好き放題やってもらう。のもあります。
ただし、お酒が入り、ベロベロの状態なので、汚いうえに、雇われた女性たちも怪我させられたり、虐待のような目にある人もいるため、最近となって雇われる女性も減っていると言われています。
最後に
めでたい場ですので、礼儀正しく!というのが日本から見ると、言うまでもないことですが、地域の風習と、あくまで個人のやり方になってしまうため、コントロールは難しいですね。
記事報道はネット、テレビでも行われ、ある程度の気づきと抑制力はあるかもしれませんが、大事な人を大事にしないといけませんね。
そういえば、新郎さん、何やってたんだっけ?!
では今回はここまで。
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