今回は中国の動画サイト「土豆」(tudou)について、ご紹介します。
本記事では、「土豆」(tudou)の現状について簡単にご紹介しますが、先に結論からいうと、tudou動画サービスは、だんだん収束されているようにみえますので、日本関連動画コンテンツも、中国関連の動画コンテンツも、充実されていません。
なので、利用はお勧めしません。(というよりほかの動画サイトを使ったほうが良いと思います。)
では、もう少しご紹介しましょう。
かつての土豆(tudou)
まず、土豆(tudou)のサイトはこちら:
以前(2012年より前)のtudou動画は、とても充実されていて、中国本土の動画だけではなく、日本の動画コンテンツも多く掲載されていました。中国では、「中国一番早く立ち上がった動画サイト」とも呼ばれているほどでした。
上記のキャプチャーから、少しわかりづらいかもしれませんが、メニューの部分では多くのカテゴリが表示されていて、多くのジャンルの動画は視聴できました。
それで国内での利用数ランキングでも上位にあがっていて、動画大手といえば、tudouが必ず入っていました。
Youku(优酷)との吸収合併
2012年に、当時動画最大手のYoukuとTudouの合併のニュースが発表されました。ネットの書き込みによると、Youkuとtudouのユーザー層も、コンテンツ内容もかぶっていたので吸収合併の話となったとあります。
いずれにしても、そのタイミングからいろんな面において、徐々にTudou動画サービスの品質が低下してきた。
tudou動画の現状
では、tudouはいまどのような状況でしょうか。
2021年のTOP画面はこのようになっています。
ご覧のとおり、動画のカテゴリメニューがないのです!
ということは、検索するか、TOP画面から動画を選んでみるか、のどっちかしかできません。
ただ、TOP画面に出ている動画は極限られますので、残りの手段は、検索しかありませんね。
検索もいまいち
では、一番上の検索欄を使ってみましょう。
有名な「ナルト」の中国語翻訳の「火影」を入れてみると、関連の候補が表示されますね。ここまでは良いのです。
ただ、検索結果に出てきたキーワードをクリックすると、Youku動画サイトの検索結果にいってしまいます。
つまり検索はすべてYoukuから利用してね。ということですね。
この動きからみると、もう「tudouの利用はやめて、Youkuを使いましょう」というメッセージだと思います。
最後に(結論)
最近、本サイトの検索キーワードからも、「tudou、土豆」が入ってきますが、結論、もうtudou動画の利用はしないほうが良いと思います。運営会社(アリババ)からも力入っていませんし、使い勝手もよくないですからね。
そこで、今後どんなサイトを使えば良いかについては、どこかでまとめようと考えています、ひとまず本サイトでご紹介している以下からつかってみてください。
実はほかにもありますね。例えば、iQIYI、腾讯视频、搜狐视频、PPTVなどです。これらについては、徐々に最新版の使い方をご紹介していきます。
では、今回はここまで。
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