中国桂林のとあるバーで、男性がトイレに入って用を足そうとすると、目の前の光景に驚愕したそうです。
なんと女性たちが自分の方向に向かって化粧したり、うろうろしているのが見えた。
つまり、女性トイレの中の様子がガラス越しに見えているのが気付いて、撮影したそうです。
動画はこちら
なぜ見えているのか
この動画がネットにアップされ、話題を呼び、調査が入ったのです。
では、いったいなぜ見えているのか
このバーの男性トイレと女性トイレの間に設置しているのは、「双面鏡」のようです。
※日本語では呼び方はよくわからなかったのですが(両面鏡でしょうか)、中国語だと「双面鏡」だそうで、本記事では「双面鏡」と呼びます。
仕組み?からくり?
普通の鏡は、ガラスの片側に銀膜を貼って光を反射させて、自分の姿が見える、という仕組みなのですが、
この「双面鏡」だと、ガラスの両側に同じく銀膜を貼って、両側から鏡として使えるそうです。
ただし、このような鏡だと、貼っている銀膜が薄くなるようで、両側の光の強弱の差があると、場合によっては、鏡の向こう側も見えるそうです。
レアな現象ではない
このような鏡を使うことで、向こう側が見えてトラブルになるのは、初めてではないようで、
2016年、2018年の北京で、2021年の広州で、同じ事案が報告されているとのことでした。
もちろん、政府部門は、このような向こう側のプライバシー侵害の可能性がある内装は法律違反と説明していて、やってはいけないこととのこと。
どうやって見分けるか
では、このようなプライバシー侵害の可能性があるところは、自分で気づけないかと、ネットで調べてみました。
したら、以下のようなやり方だと、普通の鏡なのか、双面鏡なのか、がわかるそうでした。
左側は、問題の「双面鏡」で、指を置くと隙間がないのに対して、
右側の普通の鏡だと、少し隙間があるそうです。
もし怪しいと思ったら、この方法で試してみたら、ある程度その場で気付けるかもしれません。
ご参考になれたらと思います。
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