人民元と日本円の為替相場は日々変動している中、円高人民元安となると、中国へ送金する好機になります。
最近、セブン銀行(SEVEN BANK)を使った海外送金を実際にやってみましたのでその手順と注意点をご紹介いたします。
とても便利ですので、中国送金をご検討の方はぜひご参考ください。
SEVEN BANK(セブン銀行)の口座の開設
口座の開設については、だいたいの流れは、セブン銀行の口座を開設して、海外送金できる機能も開通して完了になります。
セブン銀行のサイトで詳しく紹介されていますので、本記事で詳細のご紹介を控えさせていただきます。詳しくはこちらをご参考ください。
https://www.sevenbank.co.jp/soukin/jp/
セブン銀行の口座開設すると、キャッシュカードが届けられます。7:00-19:00の間は引き出し手数料はかかりませんので、個人的には日本国内のキャッシュ管理にも愛用しています。
ここからは、中国送金の関連内容となります。
中国の誰に送金できるか
ちょっと前までは、自分の銀行口座に送れなかったのですが、最近再度確認すると、自分の口座にも送金可能になっていました。つまり、中国にご自分の口座があれば、日本から中国のご自分の口座に直接送金が可能になります。
どのように受け取れるか
日本から送金して、ご本人が出張、帰省、旅行などで中国に行って、中国の現地で受け取ることも可能ですし、直接銀行口座に入金することも可能です。
中国の銀行口座
中国の銀行口座ですが、だいたい中国人の方は持っていると思います。また、日本人の方も、中国ではパスポートで口座は作れると思います。
いずれにしても、いつも中国いる訳ではありませんので、中国現地の銀行口座は一つでも用意したほうが良いかと思います。
また、同時にスマホでの銀行口座が確認できるアプリも入れることをお勧めします。なぜなら、入金確認が必要だからです。送っておいて、届いているか不安になるものですので、少し面倒ですが、せめて残高確認ができたほうが良いと思います。
送金の流れ(中国の銀行口座への送金)
今回は、銀行口座への送金の流れをご紹介します。
1、SEVEN BANKへ受取人の口座を登録する
まずは、受取人の口座登録が必要になります。
サイトでも可能だと思いますが、筆者AKIRAの場合は、SEVEN BANKのアプリで登録しました。登録したあと、アプリに1日後に反映されました。
2、セブン銀行のキャッシュカードにお金を入れる
こちらは、セブンイレブンなど、セブン銀行のATMどれでも操作が可能です。
3、ATMで送金を行う
方法はセブン銀行の動画があり、わかりやすいので以下の動画をご参考ください。
4、レシートの受け取り
送金完了後、必ずATMから吐き出されたレシートを、送金完了まで保管してください。アプリをご利用の方は、アプリでの送金管理もできます。
レシートはこんなものになります。
5、【重要】初回送金の場合は、受取人の確認電話が必要!
初めてお金を受け取る場合、受取人が中国のウエスタンユニオンのコールセンターに自ら電話をして口座の確認が必要になります。これをやらないとお金は受け取れませんのでご注意ください。
ただ、一度確認ができたら、同じ口座への2回目以降の送金には、確認が必要ありません。また、これは、送金後にしかできないことですが、つまり初回送金完了後にレシートをもった状態でないと、確認ができませんので、ATMの操作後に初めて可能になります。
初回送金の場合の電話確認方法
自分の場合、日本から中国の自分の銀行口座に送金しましたので、日本にいる自分(受取人)が中国のコールセンターに電話をする必要があります。
China Hotlineの電話番号
400-819-0488 もしくは 021-6866-4622
上記の2つの番号はどちらでも確認可能、とは言われましたが、自分の場合は、最初400-819-0488の番号しか繋がりませんでした。
China Hotlineへの電話の掛け方
中国のコールセンターですので、当然、国際電話になりますね。なので普通に携帯からかけると結構の料金が発生するはずです。
自分の場合、お試しにskypeに少額(600円ぐらい)お金をチャージして、skypeで電話確認を行いました。IP電話なのでダメかと思ったら、意外とうまくいきました。
電話確認の時の話す言語
400-819-0488の電話にかけましたが、言語は中国語か英語のみでした。
日本人の方は話せる程度にはよりますが、ご注意されたほうが良いかと思います。
電話確認の際に聞かれること
これも結構大事ですので、記載いたします。
まず必要なのは、レシートの一番上に記載されている送金処理番号(MTCN)の10桁が聞かれます。
また、本人確認として、どの銀行か、銀行口座の名義は何か、銀行開設した時の証明書種類、その証明書の番号が聞かれました。
電話確認完了後
確認完了後、コールセンターの方が、確認取れたとのことと、24時間以内に口座に振り込まれることを、教えてくれました。
電話確認が失敗したら?
一度姓と名の順番が間違っていた時に、電話確認の際に指摘されたあと、「今回の送金額そのまま戻しますね。」と言われ、翌日に送金した金額が戻ってきました。ただし、送金手数料は戻ってこなかった。
銀行口座への入金確認
翌日に、スマホアプリ経由で銀行口座に正しい金額の入金がされたことを確認でき、一安心しました。
まとめ
今回、久しぶりに中国への海外送金をやりましたが、やはり初回の送金は緊張というか、気をつけないといけない部分が多く、少し神経を使いますね。
特に気をつけないといけないこととしては
・口座登録する時に情報は正しく入力すること
・初回送金する時に、送金後に(受取人が)中国のコールセンターに電話確認が必要
・電話確認の際に、銀行口座開設する時の情報(身分証明書種類と番号)が必要
・中国の銀行口座に入金されたかどうかの確認
が必要だと思います。
ただし、本記事の内容を見ていただくと結構面倒な手続きはありますが、2回目以降はとても簡単になりますね。
・ATMにお金を入れて
・ATM操作で送金して、レシートを受け取る
・完了(中国銀行口座に入金を待つだけ)
というとてもシンプルな操作になりますので、よく送金される方は、ぜひご参考いただければと思います。
では今回はここまで。
コメント