WeChatには「ラッキーマネー」という機能があります。
この機能は中国語では「红包」、英語表記では、「Red Pocket 」もしくは 「Lucky Money」 と呼ばれますが、これは、2つの意味を持っています。
その1、1対1の場合、相手が全額受け取れます。つまり日本のお年玉と同じです。
その2、もし1対多(グループチャット)の場合、ランダムな額に小分けされて人に配られます。つまり運も試されます。多く受け取る人もいれば、わずかしか取れない人もいます。
では、今回は、この「紅包」というラッキーマネーの配る方法と、受け取る方法をご紹介します。
「紅包・ラッキーマネー」の配り方
「紅包・ラッキーマネー」配れる前提
当たり前ですが、配る前に、まずはWeChatのウォレットに残高があることをご確認ください。もし銀行カードと連携していれば、残高がなくても、配れます。
もう一つの前提ですが、この機能はお金のやりとりになりますので、実名認証が必須になります。実名認証の方法は以下の記事で紹介していますので、ご参考ください。
「紅包・ラッキーマネー」の配り方
まず、チャット画面を開き、チャットメニューを出して、ラッキーマネーを選択します。(以下の画面をご参考)
次は、メニューが表示されますので、一番上の「ラッキーマネー」を選びます↓。
次に、ラッキーマネーの設定画面が表示されます。
金額は、人民元の金額を入力、10を入力したら、10元(200円弱ぐらい)になります。
また、金額の横に「CNY」は表示されていますが、別にタップしても、別の通貨にはなりません(…)
あとは「Best wishes」と書かれているところは「ラッキーマネー」のメッセージです。ここは自由に入力できます。
表紙選ぶもありますが、デフォルトの赤い表紙しかないので、それで良いでしょう↓
設定が終わったら、送信ボタンを押します。↓
すると、「どこからお金を出しますか?」と聞かれますので、デフォルトとなるのは、「残高」つまりWeChatPayウォレットの中から出すという意味です。(以下の画面をご覧いただくと、残高を選択すると、銀行口座から払うこともできるようです。)
内容確認して、問題なければ、緑の「支払」を押します。
したら、指紋認証の画面が表示されますが、認証したら、ラッキーマネーの送信は完了します。
出されたラッキーマネーは以下のように表示されます。
紅包・ラッキーマネーを出す人がタップすると、状況確認ができる
自分が出したラッキーマネーは、自分で受け取れるか?という疑問を持ちましたが、タップすると、以下の画面が表示されるだけでした。(ラッキーマネーの受け取られ状況です)
また、↑の画面の一番下に書かれていますが、24時間以内に受け取られなければ、無効になり、返金されます。
「紅包・ラッキーマネー」の受け取り方
ここからは「受け取り方」です。基本、他人のラッキーマネーをタップするだけなので、紹介するまでもないかもしれませんが、一応流れをご紹介します。
他人の出した「紅包・ラッキーマネー」が表示されますが、それをタップします!↓
したら、以下の画面が表示されて、「開く」を押しましょう!!!
これで、受け取ることが可能です。
が!ここでも一つご注意。
受け取ることも、お金の受け取りなので、実名認証していないWeChatアカウントは受け取れません!(実名認証の方法は以下の記事で紹介していますので、ぜひご参考ください。)
最後に
紅包・ラッキーマネーは、とくに正月や旧正月、また何かのイベント(誕生日、飲み会など)の時によく使われます。(個人間送金になりますね。)
とても便利な機能ですが、受け取る側も、配る側も実名認証しないと、利用できませんので、利用される前に、実名認証の手続きを済ませておいたほうが良いと思います。
では、今回はここまで。
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