日本のテレビでも報道されたことはありますが、中国の旧正月に各地で爆竹を鳴らす習慣はあります。その理由は、旧正月の由来にあり、うるさくすることで悪いものが寄せ付けないという言い方もあります。
旧正月に爆竹を鳴らす由来はこちらの記事をご参考ください。
ただし、日本の花火のような火力の弱いものと違って、中国製の爆竹は、大きい音を出すのと華やかさや迫力重視のがあって、火力が強く、とんでもなく危険なのです。
もちろん火力を考えると危険ですが、今回は爆竹のやり方や、やる場所によって、小さい爆竹でも大きな被害を及ぼす可能性がある実例をご紹介しようと思います。
最も危険なマンホール+爆竹問題
最近中国でも多く取り上げられていますが、「子供」+「爆竹」+「マンホール」が大事故に繋がる事故が多発しています。
子供はその危険性は認識していないので、おもしろく爆竹をやるでしょう。そこでちょうどいいサイズのマンホールがあれば、入れたがる気持ちもわからなくはない。
マンホールには、メタンガスが溜まっている場合がありますので、ちょっとした火花も爆発が起きる。
爆竹は、ちょうどその引火剤になる。
この3つが組み合わせるとどんでもないことが起きますね。
実際の動画(爆竹をマンホールに入れて大惨事に)
ここで中国のニュースサイトやtiktokなどで取り上げた動画(実際はGIF動画)を掲示します。
最後に
中国のこのような事故の中で、軽い怪我や火傷で済む人もいれば、命を落とす人もいますね。
日本では、そもそも爆竹は規制されていて、やるとしてもかなり厳しいルールの範囲内でやるので、特に大きな事故になった話はあまり聞きませんが、注意喚起として、中国に行かれる際に、まずは爆竹を避けられるほうが、安全かと思います。
では、今回はここまで。
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