この食べものは、なんなのかご存じでしょうか
日本にある中国食品店だけではなく、日本の業務スーパーでも、販売されている、中国の食べ物です。
今回の動画でこの食べ物をご紹介しようと思います。
塩卵
これは「塩卵」というものです。中身の卵ですが、アヒルの卵が使われています。
アヒルの卵は、鶏の卵より臭みがあって、
そのまま食べるとあんまり美味しくないです。
先人の知恵で、アヒルの卵を調味料と塩水と一緒に、一定期間に塩漬けにして、食べるときに茹でて食べます。
塩漬けにすることで、保存期間が長くなるうえに、臭みもかき消されて、美味しさも増しているので、清の時代から、この作り方を「ピータン」と一緒によく利用されていたと言われています。
塩漬けにする期間は、1ヶ月~40日間ぐらいが、一般的です。
もちろん、付ければつけるほど、しょっぱくなるだけですので、
あんまり長くつけると美味しくなくなります。
塩卵の食べ方
業務スーパーで購入できる塩卵は、すでに完成品ですので、
茹でる必要はありません。
開封して取り出して、殻を向いて食べるか、真ん中から切って食べるか、
どちらでも大丈夫です。
この塩卵の一番美味しい部分は卵黄です。
良い塩卵と判断する基準は、卵黄の部分が、どれぐらい油が出るかです。
油が溢れるほどの塩卵は、美味しいです!
卵白もありますが、正直結構しょっぱいので、
あんまり美味しくない、、、
ただ、卵黄だけだと、一口で終わってしまうので、
卵白も一緒にご飯に載せて、食べるのが、普通の食べ方です。
塩卵の卵黄はここにも使われている
塩卵の卵黄は、いろんなお菓子にも使われています。
典型的なのは、月餅ですね。
卵黄とこし餡が入っていて、中秋節にとても人気のある食べ物です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
塩卵の卵黄は珍味ともいわれていますので、
ぜひ新しい食の体験として、一度は食べてみてください。
動画にしてみましたのでよかったらご覧ください。
では、今回はここまで。
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