アリババ「天猫国際」が2つの新サービス(TOFとCIF)をスタート!越境ECの可能性拡大!

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引用元:Glo Tech Trends

3/21 越境ECプラットフォームとして有名な「天猫国際」の年次総会が開催され、グローバル企業が中国に進出することを手助けする画期的な2つの新サービス(TOFとCIF)が発表された。中国進出を目指すグローバル企業は、これらを活用することで低リスクかつ効果的に中国市場にアプローチできるようになる!

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越境ECサイト「天猫国際」の新しい強力サービスTOFとCIFが発表!

3/21に開催された「天猫国際」の年次総会では、アリババは今後5年間で天猫国際のプラットフォームを通じて2,000億USD(日本円で22兆円相当)の海外ブランドの商品を中国で輸入することを約束した。

この目標を実現するために、強力な武器となるのが同時に発表されたTOF(Tmall Overseas Fulfillmen=天猫海外フルフィルメント)とCIF(Centralized Import Procurement=中央輸入調達システム)という仕組みである。この2つを活用して、中国で商品を販売したい海外企業をサポートしていこうというのである。

TOF(天猫海外フルフィルメント)により海外ブランドのリスクを軽減!

天猫国際を活用したことのない方のために、天猫国際における商品物流の流れを簡単に説明しておきたい。例えば、日本企業が天猫国際のプラットフォームを活用し、中国に住んでいる中国人に商品を販売しようとする場合は、おおよそ3つの物流ルートが考えられる。①中国国内の保税倉庫に商品を保管、②香港の保税倉庫に商品を保管、③注文を受けてから日本から商品を中国へ発送するという、おおよそ3つの場合が考えられる。天猫国際で日本企業が商品を販売するときには、これらの3つのうちどれを選択するかによって、出店者が負担する在庫のリスクはもちろん、負担すべき物流コストも大きく異なってくるのが従前の流れであった。

しかし、今回発表されたTOF(Tmall Overseas Fulfillmen=天猫海外フルフィルメント)の仕組みでは、アリババグループの持つユーザーのビッグデータを解析することで、売れ筋商品や流行トレンドを事前に予測し、売れそうな商品をどこに、どれだけ配置していくのが効果的なのか、出店企業に提案し、リスクを低減し効率性を高めてくれるというのである。同時に、アリババグループは保税倉庫のネットワーク拡大に取り組み、今後3年間で現在の3倍となる保税倉庫を確保し、より効率的な商品の保管体制を構築する計画だという。

TOFは現時点で、日本、アメリカ、韓国企業の3カ国しか対応していないが2019年後半にはヨーロッパ企業にも拡大する予定だという。越境ECサイトである天猫国際には、数多くの日本企業が出店しているが、今後もこの数は拡大していきそうな予感である。

CIF(中央輸入調達システム)でアリババ経済圏全体にリーチ可能!

二つ目に発表されたのがCIF(Centralized Import Procurement)と呼ばれるアリババグループの中央調達システムである。現在、アリババグループは、オンライン分野であるEコマース事業の他に、ニューリテール戦略と称されるリアル店舗をオンラインの世界を大規模に統合する戦略を進めている。ニューリテール戦略を展開する代表的なリアル店舗として、生鮮食品スーパーマーケットを運営する「盒馬鲜生」(ファーマーションシェン)、アリババグループが買収した百貨店銀泰百貨店(INTIME)などが挙げられるが、その参加店舗は急速に拡大している。オンラインとオフラインを合計したアリババ経済圏のユーザー総数は7億人を上回る規模となり、およそ中国人の総人口の半数にリーチできる計算となるのである。

アリババは、アリババ経済圏の7億人のユーザーニーズを解析すると同時に、CIF(中央輸入調達システム)の仕組みを活用することで、人気のある海外ブランド商品をグループ全体で一括に効率的に調達するための仕組みを構築したという。

すなわち、天猫国際に出店する海外ブランドは、従来であれば越境ECを目的として、個別に消費者に販売することを目指していたが、今後はアリババグループが良い商品と認めれば、越境ECのみならず同時にアリババグループの全チャネルで販売できるかもしれないという千載一遇の大チャンスを獲得できる可能性が広がるのである。

既に成功事例も登場している。日本でも人気のあるイタリアのオリーブオイルのブランドである「Clemente(クレメンテ)」は、天猫国際に参加したことをきっかけに販売実績を伸ばし、アリババの中央輸入調達システムに採用され2ヶ月で「盒馬鲜生」(ファーマーションシェン)のトップセラーとなっているのである。天猫国際という越境EC分野からスタートし、気がつけば、中国国内のリアル店舗でもトップセラーの地位を獲得した好事例である。越境ECの先にさらなる可能性が広がったという意味で、非常にユニークなサービスラインが加わった。今後、グローバルEコマースの進化が、加速していきそうな予感である。

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※本記事は Glo Tech Trends から引用しています。コンテンツ及び画像の著作権は、ニュースの引用元に帰属します。

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