働きながら副業も?日本のサラリーマンの「二つの人生」―中国メディア

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引用元:レコードチャイナ

日本の企業は長年にわたって、就業規則によって従業員の副業を禁じてきた。しかし、最近は、一部の企業の間で「副業解禁」の動きが広まっている。

▼夢を追いかける従業員を応援する日本の企業

東京のソフトウェア開発会社・サイボウズは、早くから従業員の副業を認めている企業の一つで、従業員約500人の30%が副業を抱えている。副業している従業員は、日中は情報技術の仕事に携わり、余暇の時間には編集や楽器演奏、講師などの仕事をしている。秋山耀平さん(26)は同社の市場部門で働いており、複数の外国語が話せるため、自分が外国語を学んだ経験をネット上でシェアし、注目を集めている。中には、クリック数が1億回以上のコンテンツもあり、関連の書籍も出版している。

秋山さんは、「いろんな夢にチャレンジしている人に、会社は寛容な態度を示し、従業員が夢を追いかけることを尊重してくれている。そのような企業文化であるため、僕も本職と趣味を両立することができ、負担に感じることも全くない」と話す。

従業員の副業を認めているほか、サイボウズは、他の企業で働いている人が副業として同社で働くことも認めている。取材中、会議室で、ある他の地域に住んでいる従業員がビデオ通話を通してグループ会議に参加している様子を見ることができた。その従業員は副業として同社で働いているという。同社の責任者は取材に対して、「副業制度を採用することで、内部のイノベーションが刺激され、活気が増している。また、有能な人材の流出を最大限阻止することができ、企業の安定した経営基礎を築くことができる」と話した。

サイボウズの広報責任者である大川将司さんによると、2005年の同社の離職率は28%と、一年の間に従業員4人に1人が辞めていたのに対して、現在の離職率は約4%にまで下がったという。

▼「二つの人生」 昼間は「サラリーマン」夜は「経営者」

東京の銀座にある寿司屋の店長は、日中はスーツを着たサラリーマンで、夜になると調理衣に着替えて寿司を握っている。

岡田壮右さん(42)は、東京のある電子部品企業の従業員で、夕方6時に退社すると、帰宅するのでも、他のサラリーマンのように同僚と飲みに行くのでもなく、銀座にある会社からそう遠くない場所にある寿司屋に行き、スーツから調理衣に着替え、客を迎える。岡田さんの店は、それほど大きくないものの、毎日多くの客でいっぱいになる。

この店は、岡田さんが10年に親から継いだ寿司屋だ。岡田さんはこの店を継いだ後も会社の仕事は辞めずに、副業として経営を続けている。出張や残業の日以外、岡田さんはほとんど毎日、退社後に店に足を運び、閉店後も他の従業員と一緒に掃除をしている。家に帰りつくのは夜11時で、土曜日は1日中店に出ている。そのような生活は既に9年続いているが、岡田さんは疲れを感じることなく、むしろ楽しんでいる。

「昼と夜では、全く畑違いの仕事をしていると、とても不思議な気分になる。副業があることで、身心ともにリフレッシュできている」と岡田さん。

岡田さんが副業として寿司屋を経営することを、会社も応援してくれている。そして、同僚たちもよく食事をしに店におとずれるのだという。岡田さんは取材に対して、「日本の多くの企業が依然として従業員の副業を禁じているが、バランスさえきちんと取っていれば、副業が本職の仕事に影響を及ぼすことはなく、自分のプラスのエネルギーが刺激されると思う」と話した。

「副業で経営に携わり、新しい人脈ができたほか、異なるスキルも身についた。それら経験やスキルは、本職の仕事にも役立っている」と岡田さん。

少子高齢化や人手不足が深刻になっているのを背景に、長年従業員の副業を禁止してきた日本の企業の間で解禁の動きが広がっている。働き方改革の一環として、日本政府也も18年から、企業の副業解禁を推進している。ある調査によると、日本の企業の2割が既に従業員の副業を認めている。しかし、副業が本職の仕事に影響を与えるのを懸念する企業はまだ多く、副業制度の大々的な普及にはまだ多くの課題をクリアしていく必要があると言える。(提供/人民網日本語版・編集KN)

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