高級ブランドに弾みつけた中国の海外旅行ブーム、持続性に疑問符

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引用元:Bloomberg

  • ティファニーの旗艦店やマカオのカジノで気前の良い客が減少
  • ビジネスのけん引役として頼ることはできないとの指摘も

この10年の大半、裕福な中国人観光客は高級ブランドやカジノ、クルーズで大盤振る舞いしてきたが、ここにきてその勢いの持続性に疑念が生じている。

東京の銀座や香港、マカオ、ニューヨークの五番街などでは、世界各地を旅する中国新興富裕層の多くのニーズを満たしてきたドル箱戦略に顕著な亀裂が見られ始めている。中国の景気減速や国内での消費促進を優先する政策、為替相場変動などさまざまな説明がされるが、理由が何であれ、その結果は世界中でますます不安な材料となりつつある。

富裕層の消費を調査するユニティ・マーケティング社のパム・ダンジガー社長は「高級ブランドは中国から多くのけん引力と成長を得たが、最盛期を過ぎた」と指摘。「彼らを責めることはできない。あぶく銭とはそういうものだからだ」と付け加えた。

ベインによると、中国の富裕層は2017年に世界の高級品販売の3分の1を占め、そのほとんどが海外旅行での消費だったが、企業経営者らはここ数カ月、中国富裕層の消費動向を巡る疑問に悩まされている。フランスの高級品大手ロレアルとLVMHモエヘネシー・ルイヴィトンは旅行者向けの売り上げは依然として堅調だとして懸念の払拭(ふっしょく)に努めている一方、宝飾品のティファニー やコーチの親会社タペストリーなどは、ニューヨークや香港などの都市で中国人旅行者の支出が減少していると報告している。

東京では中国からの訪日客が14年以降に2倍強に増加する中、高級百貨店の1月売上高の急減が警鐘を鳴らした。高島屋とJ.フロント・リテイリングの販売は2月に回復したものの、三菱伊勢丹ホールディングスや、そごう・西武などでは売上高は中国の春節(旧正月)の週に前年比横ばいにとどまった。

ダンジガー氏は「中国人旅行者をビジネスのけん引役として頼れないことを示している」と述べ、「依存は危険だ」と付け加えた。

イルミネーションに照らされたマカオのカジノとホテル 撮影: Paul Yeung/Bloomberg

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