中国の婚姻率が5年連続低下傾向続く。若者が結婚したくない理由とは

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来年に大学院卒業予定の中国北京某大学の女子学生、劉さん23歳が、5年付き合った彼氏と別れることにした。彼を愛しているにもかかわらず別れることに決意した理由は、「大学院卒業してから1年以内に結婚したい」ことに応えられないからだそうだ。

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婚姻率の推移

劉さんと似ている考えを持っている若者は少なくないようです。


引用元:新浪新闻

上記の統計グラフから見ると、2013年の9.9‰で2001年ぐらいから上昇は続いていたが、2014年から2017年は連続して低下が続いている。

2013年:9.9‰
2014年:9.6‰
2015年:9.0‰
2016年:8.3‰
2017年:7.7‰

更に先日の統計によると

2018年:7.2‰

さらに低下が続いている結果になっていますね。また、2018年地域別で見ると、

上海:4.4‰
浙江:5.9‰
広東、北京、天津なども平均より低い率となっています。

2015年の調査によると、1990-1994年生まれ(90後と呼ばれる世代)の女性未婚率は75%、1985-1989年(85後と呼ばれる世代)でも女性未婚率は27%になっています。

ちなみに、1960年後に生まれる上記の彼女たちの親世代が25〜29歳のときの女性未婚率は5%未満だそうです。

結婚したくない理由

いろんな人のインタビュー結果、「結婚」についてそれぞれ違う考えを持たれているようです。

・好きだけど今は結婚したくない
・婚姻を続ける自信がない
・まだ若いから結婚より大事なことをやらなければ
・家と車がないと結婚できないが、今お金がないのでまずは稼いでから考える

などなど、結婚を急がなくても良いという考え方が増えていますね。

ただ、もう一つとても重要な要因は、「金銭面のハードル」と考えられます。

中国では、結婚するのに最低ラインとして、「家」「車」を所有することとされています。もちろん一概とは言えませんが、せめて親世代の中でこの2つを持っていないと、「お話にならない」と考える人も多いです。

ただし、大学卒業して間もない若者たちにとって、「家」を所有する財力はないし、ローンを組んで毎日「借金まみれ」感にされるのも嫌なのです。独身のときは「単身貴族」なのに、結婚したら「貧乏戻り」。「旅行、ジム、読書、パーティー」から「子供、嫁姑問題、家事、ローン」など、お金が思うように使えないうえに、自分の自由時間もなくなり、デメリットが大きく感じている若者も多いでしょう。

最後に

中国は近年、GDPが伸び、人々の生活水準もあがり、生活が豊かになってきました。それに伴って人々の考えもだんだん変わってきていますので、婚姻率が低くなるのは、いろんな要素が絡んでいますが、発展していくうえで必然な通過ポイントかもしれませんね。

まあでも、結局のところ、結婚するかしないかは、本人の意思次第だと思いますけどね(笑)

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