Facebook、twitter、Google+、中国にいる限り、正当な手段でこれらのSNSにアクセスすることができません!理由はご存知のように、「検閲に同意しない」これらのSNSサービスがBLACK LISTに追加されたからです。
ただ、世界的有名なSNSの中で唯一使えるのは、LinkedInです。
では、なぜLinkedInが中国で使えるのか?
その一:
Facebook、twitter、Google+などの世界的有名なSNSをシャットアウトした後、本土が海外とのつながりが弱く、細くなりました。Eメールのほかに、LinkedInは極少数の海外とコミュニケーションできるサービスのひとつとして、「せめてこれだけを残しておこう」という考えがあるかもしれません。
実はweibo、wechatなどのサービスは海外でも使えるのですが、利用者はほとんど海外在住の中国人で、外国人利用者数が少ないです。
その二:
LinkedInはまだ中国語版サービスを出していないため、英語でしかコミュニケーションが取れない極少数の中国人利用者は国家の安全に脅かす可能性が低いと、いう考えもあるかもしれません。
LinkedInの中国での利用者数は約300万人しかありません。良好な教育を受けてきたこの300万人が英語のプラットフォームで反国家的行動を巻き起こすこと自体が考えにくいし、逆にこの300万人を通じて海外とのコミュニケーションを深め、海外資本を中国に誘致もしくは、中国の海外進出に役立つ可能性が高いと考えられます。
中国でログインできる限り、LinkedInがきっと中国で異彩を放つでしょう。なぜかといえば、LinkedInは、中国のローカルSNSライバルにはない「海外と直接つながっている」強みがあるからです。
本記事はTECH IN AISAの内容を参考しています。
コメント