中国では「低頭族」と呼ばれる人がだんだん増えてきています。
いや、順番的にはだんだん増えてきていることから、「低頭族」という名称がつけられたのかもしれません。
今回は、この「低頭族」についてご紹介します。
「低頭族」とは
百度百科によると、低頭族(英語:Phubbing)は電車やバス、他の公共の場でいつも手元のスマホやタブレットを見る人たちを指す。彼らは、手元の小さい画面に集中するので周りにほとんど影響されない。そして、スマホの普及に伴い低頭族も年々増えている。
なぜ低頭族が増えてきたのか
スマホ、タブレットの普及
以前PCでしか出来ない事が今の時代だとほとんど手元端末で移動しながらできるようになっている。
自分だけのまとまった時間が減少
生活リズムが速くなることで、自分だけのまとまった時間が減少しつつあり、代わりに「電車の時間」「待ち合わせの時間」「列に並ぶ時間」「一人ご飯の時間」ような断片的な時間が増えている。
この二つの要因で、断片的時間をスマホコンテンツ(ゲーム、SNS、ブログ、動画など)で充填する人がどんどん増え、低頭族の増加につながったわけです。
恐怖の首なしじじい!
台湾の青年が夜11時頃の台北駅で「首なしじじい」を目撃し、撮影した。
最初は幽霊かと思ったが、角度を変えてみたら、老人がスマホをじっと見ていて、頭を低くしていたので、角度によって首がないと見えるだけでした。結果、ただの低頭族じじいだった。
低頭族はテクノロジーや現代社会のライフスタイルによって生み出された。いうまでもなくずっと低頭族にしたらもちろん健康にも悪いですし、時には危険の目にも合います。
そして、中国独特な現象だけでなく、日本も多くいますし、その他の多くの途上国、先進国みんな抱えている問題だと思います。
最近首が痛いんですよね…私も。
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