【統計】なぜ中国で独身者が多い?統計結果から傾向が見える

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引用元:DT财经

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中国では、独身者が多い。

中国の民政部によると、中国の独身成人人口は2.4億人ほど、そのうち、一人暮らしは7700万人で、2021年末に7700万→9200万に達する見込みという。

では、なぜ独身が多い(すなわち未婚率が高い)のか、中国DT財経の記事に統計数値が発表されていて、そこから傾向が見えるようになっていますので、本記事ではご紹介しようと思います。

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男性の比率が女性より高い

以下、2019年の人口調査によると、30歳以下で見ると、そもそも男性が女性より多い結果が出ています。つまり、総量が違うということですね。

 

女の子100人生まれたら、男の子何人生まれる?

以下は、女の子100人生まれたら、男の子何人生まれるか、という統計結果ですが、2006~2015年の間(つまり今でいう「00後」)、常に女の子100生まれると、110以上の男の子が生まれる傾向が見えますね。

 

年代別の男女比

以下は年代別の男女比重のグラフですが、1980生まれまでは、まだぎりぎり男女均衡状態に保っていますが、90以降生まれは(「90後、00後」と呼ばれる世代)は、男性の比重がどんどん重くなっていますね。

 

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各省の未婚率と転入率

次は、全国各省でみるときの未婚率と転入数です。

まずは未婚率。色が濃くなると、未婚率が高いという見方ですが、

まだ色が薄い東北3省(遼寧、吉林、黒龍江)あとは山東、河北、福建省あたりは「ましの状態」で、逆に広東、北京あたりは、未婚率が高いですね。

その理由は、以下の転入数で少しヒントがあるように見えます。

特に広東は、転入数が高いです。その理由は、出稼ぎ、新社会人の就職など、都会に人が集まるということですね。

初婚年齢の変化

次は、1980-2010の男女平均初婚年齢の調査結果です。

近年経済の発展、社会の発展、教育水準の上昇、海外文化の取り入れなどで、

「個人の成長や事業の成功を優先し、結婚育児を後回しにしても、大した問題はない」という考え方が浸透してきたと、僕自身も実感しています。

 

男女の未婚率比較

これは2010年の調査結果のようですが、今も変わらず、というより、さらに拡大していると考えて良いでしょう。

以下の統計結果から見ると、20代-40代の間、男性の未婚率が女性よりだいぶ高いです。しかも、女性は35以降はだんだん未婚率が下がってきますが、男性の未婚率が一定に保ったままです。

高学歴の男女未婚率

以下は、大学院までの学歴を持つ男女の未婚率です。

高学歴で見ると、20代後半は男性が女性より未婚率高いが、30代以降は、逆に男性の未婚率が女性より低い傾向が見えています、

つまり、高学歴ならば、選ばれると…

 

最後に

統計の結果から見える傾向は、

・男性が多い、特に1990年以降はさらに顕著になっている(総量)
・都会に人が集まりやすく、未婚率も高い
・初婚年齢が遅くなっている(晩婚)
・男性の未婚率が女性より高い
・ただし、高学歴の男性は、そうでもない

が見えてきます。

以下は同記事にも取り上げられましたが、「なるほど!」「確かに!」「頭いい」と評されるとあるネット民がまとめた現状図です。確かにわかりやすいですね!

では今回はここまで。

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