3日前の中国経済網の記事によると、wechat 運営側が大規模なアカウント凍結を実施したようです。
現時点で無事wechatが使える方なら、多分、今回の対象外になっていると思います。
対象になったユーザーはこんな画面が表示されます。
「あなたのアカウントは、wechatの「非オフシャルツール」で利用しているため、登録制限がかけられています。継続して使用したい場合、確定、をクリックして解除を申請してください。」
上記に出ているように、今回の大規模アカウント凍結は、どうやら非オフィシャルツールを使用しているアカウントが対象のようです。
事情は多分こうです。
本サイトでも多くご質問を頂いておりますが、iphoneに複数アカウントを同時ログインして、個人用と会社用とか、用途別にアカウントを取って、同時利用したい、というニーズが高いです。
ただ、wechatは基本的に、1携帯→1番号→1アカウントなので、複数利用の場合、現在利用中のアカウントをログアウトして別アカウントで再ログインする必要があります。結構めんどくさいですね。
そこで出てきたのは、「非オフィシャルツール」を利用してログインするという裏のやり方です。実際にそのようなツールは多数存在し、使うことで2,3個だけではなく、10個、20個も同時ログインできるツールもあります。
ただし、このようなツールはほとんど個人開発もしくは小規模開発会社が開発したソフトであり、利用する同時に、ユーザーのアカウント情報やパスワードなどはすべて開発元にバレる危険性があります。
最近wechatが決済(wechat pay)にも力入れているので、当然ながら、アカウントのセキュリティが、更に大事になってきます。
そこで今回のwechat運営側の”粛清”行動につながります。
実は本サイトでも同時登録ツールを取り上げようとしたが、調べていくうちに、危険性があると気付き、やめておきました。
実際は氷山の一角ですが、wechatアシストソフトとして、こんなものがあります。
利用すると、以下のように複数同時運用ができます。
ここまでやったら、まともな目的ではないことが明らかですね!
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