【中国EC事情】タオバオで「悪い評価」を出したら店舗から「冥幣」が届けられる。

【中国EC事情】タオバオで「悪い評価」を出したら店舗から「冥幣」が届けられる。



中国最大手のショッピングモール「タオバオ」(taobao,淘宝)で儲かる為に、いくつかの必須条件があります。

1、検索順位が上位

2、月の販売件数が多い

3、評判が良い

これらの条件に達成するのはかなりの努力が必要ですが、維持するのも大変難しいものです。維持できれば売り上げがどんどん伸びていきますが、逆に維持できなければ、売り上げが落ちます。

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そんなところで、最近こんなニュースがありました。

引用元:人民網 (2016.01.16掲載)

平陽の女の子Aさんがタオバオでスカートを購入した。ただサイズが合わず返品することになるが、返品送料が負担させられることになった。その後、再交渉に入ろうとしたが店舗担当者から一方的に無視されて、このタイバオ店舗に悪い評価を入れたとのことだった。

しかし、何日後に店舗から謎のパッケージが届けられ、開けてみたらなんと「冥幣」が入っていた。Aさんが怖くなり警察に通報した。

冥幣とは

中国では死んだ人のために、冥府でお金が困らないように、向こうで使えるお金「冥幣」を送るという習慣があります。「送る」とは言っても、封筒に「○○宛」と書いて、封筒と一緒に冥幣を燃やすだけです。実際はこんなイメージです。

【中国EC事情】タオバオで「悪い評価」を出したら店舗から「冥幣」が届けられる。

上が5億元、下は8800億元と書いていますが、このようなもの1束10元ぐらいで買える

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死んだ人用のものがいきなり届けられたら、「誰かに呪われている」とか「恨まれている」とか怖るなるのは普通の反応ですね。

しかも冥幣が届けられたあと、知らない男から電話がかかってきて、「悪い評価を取り消すように」と要求されたという。

Aさんの事情聴取を受け、警察はこの店舗の管理者にも事情聴取した。店舗管理者は、「送ったのは自分ではない」、「証拠あるなら出せ」と否認している。

ということで店舗管理者は否認しているが、おそらく「悪評消すための専門業者」に依頼した可能性が高い、の推測もありますが、結果としてこの店舗はタイバオにより営業停止を命じられ、商売ができなくなっているようです。

話は一番最初に戻りますが、タイバオで売上を伸ばし続けるには、「評価が高い」というのは必須条件です。実証はありませんが、悪評一つつけられると、売上が○%落ちるとの噂もあります。

そしてそれを維持し続けるには大変な努力が必要ですが、その努力が違う方向に行ってしまわないように店舗側とタイバオ側も気をつけないといけません。

あと、このニュースで一つ気になったのは、「悪評消すための専門業者」です。どうやら存在するようですが、どんな商売やっているのか、気になりますね。新情報が入ったらシェアします。

では、今回はここまで。

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