中国向けEC参入予定の方のための「越境ECをやるのに必要なもの」まとめ

「中国向けネット通販参入予定の方へ」越境ECに必要なものまとめ



久しぶりにまじめな話をします。

越境ECの話です。最近よく聞きますし、よく聞かれたりもしますので、簡単ながら自分の見解をまとめたいと思います。

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お話しする対象は、

・日本法人である
・もしくは日本の個人事業主である
・オンラインショップを持っている、もしくは持とうとしていることを前提とします。

なぜかといえば、決済関連の話をするときに、個人では契約できない等の制限があるからです。

中国向けネット通販は…ニーズある?

はい、日本製品は間違いなく中国人に信頼されているため、ニーズはあると断言できます。

中国にいる友人や親戚からもよく頼まれるし、周りに個人購入代行をやっている人も多くいます。中国人の爆買いのニュースもよく流れるし、中国人の日本物好きに、切に感じています。

そして売れるものは…

正直、品質の良いものであれば、なんでも売れる気がします。日用品、食品、化粧品だけではなく、高価なブランド品、レアものも売れます。ただ「なんでも」という言い方は誤解を招くかもしれませんが、日本でも品質問題がある製品もあると思います、当然ながらその類は売れません!

中国向けEC参入予定の方のための「越境ECをやるのに必要なもの」まとめ

え?中国の反日デモ?

そんなの限られた群衆の限られた言動にしかありません。
ほとんどが貧しい生活から脱却できたと言える今、安いものより高くても品質保証される物が良い、と考える人が多いです。

そして高級嗜好の人も増えてきています。

中国向け越境ECをやるのに必要なもの

いよいよ本題に入ります。
中国向けの越境ECをやるのに必要なのは

・ECの仕組み
・中国語サイト、販売商品の中国語説明(翻訳)
・中国人が使える中国向け決済
・配送手段
・集客手段

です。

中国向けEC,越境ECをやるのに必要なもの

では、一個ずつ話していきます。

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1、ECの仕組み

中国向けEC,越境ECをやるのに必要なもの

当たり前のことですが、商品陳列からカート機能、購入機能、決済機能も含め、ECの仕組みが必要です。

ここで重要なのは、中国人向けのサイトですので、中国からサイト訪問する時に、ストレスを感じないぐらいのでサイト表示速度が求められます。重すぎるシステム、もしくは訪問スピードが遅いレンタルサーバーを避けたほうがよいでしょう。(日本向けのECも同じことが言えます。)

中国向けのECをやりたい事業者は、すでに日本向けのECサイトをお持ちのケースが多いので、その場合は、中国にいる人に中国から日本のサーバーにアクセステストやってもらうといいでしょう。

まあ、アクセステストは必須ではありませんが、サイト構築したら

「あ、中国からIP遮断されてる!」
「なかなか繋がらない!」

なんてことがないようにしよう。

2、中国語サイト・販売商品の中国語説明

中国向けEC,越境ECをやるのに必要なもの

中国人向けのコンテンツですので、しっかりサイトの中国語説明文や商品紹介を用意しなければなりません。これもまた、手間も費用もがかかるものです。

がっつり翻訳に出して、お金をかけて、ちゃんとした中国語説明文を作ったほうがよいのですが、小技?お試し?として、Googleのサイト翻訳を使うことも「あり」と思います。

実例としてアニメイトのサイトの一番下にサイト翻訳ボタンがあり、「中国語(簡体)」を選ぶと、日本語部分が中国語に翻訳されます。

中国向けEC,越境ECをやるのに必要なもの

「Google翻訳なので、、、微妙な表現、間違ってる表現があったらどうしよう」と思う方もいると思いますが、中国人が見ても意味が通じるぐらいのクオリティなので、

現行の日本向けのECの仕組み

Google翻訳

中国向け決済手段

でお試し手段としては「あり」かと思います。

ただ、それはあくまで「お試し」なので、ちゃんと売上をあげたい場合は、しっかり中国語サイトを作りましょう。

中国人向けに英語のサイトを作ればいいと考える方もいるようですが、中国人が全員英語できるわけではないし、「英語圏の人も視野に」なんて一つの言語で複数ターゲットのマルチサイトの考えを捨てたほうがよいです。しっかりターゲットを決めてアプローチしないと、どのセグメントからも中途半端になり、販売がうまくいかなくなります。

3、中国人が使える決済手段

payment

現時点で日本で導入可能なのは

アリペイ、銀聯

・アリペイ(支付宝・Alipay)
・銀聯オンライン

です。

クレジットカードは?との疑問も聞きますが、中国ではあんまり使われていないです。理由はカード情報の流出、盗用が多いからです。

況して中国人にとっては「海外のサイト」なので、クレジットカード利用はなおさら控えます。

アリペイや銀聯は、嫌になるほどのセキュリティ認証が付いており、その反面、盗用も難しくなるため、安心安全に利用されているわけです。

そして、日本で中国向け決済を提供しているところは

・ベリトランス(アリペイ・銀聯)
・ソフトバンク・ペイメント・サービス(アリペイ・銀聯)
・GMOペイメントゲートウェイ(アリペイ)

がメジャーでしょう。

どうせ実装するなら、アリペイと銀聯両方入れたほうが良いです。

理由は、中国のオンライン支払い取扱多い順で、

アリペイ→テンペイ→銀聯オンライン
シェア比は4→2→1

となります。テンペイはまだ日本では導入できないので、シェアの大きいアリペイと銀聯を入れたほうが、ユーザターゲットも増えるということですね。

また、冒頭にも言いましたが、導入にあたって、日本法人である事が必要です。

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4、配送

中国向けEC,越境ECをやるのに必要なもの

商品の国際配送が、事業者もユーザーも一番心配しているところだと思います。

06

せっかく購入した商品が届かない!
税関で引っかかった!
商品を受け取れなかった!
商品無くなったらどうする?
返金、保証サービスある?

なんてケースも想定されますので、そんなことないように調整が必要です。

ただ正直自分が転送分野にそれほど詳しくないので利用される際に上記の懸念点を全て事前にクリアしたほうがいい。

近々調査&仕組みのお勉強をして、記事にまとめようと思います。

5、集客手段

中国向けEC,越境ECをやるのに必要なもの

この部分がなくても、商売はできますが、売上をあげるために必要不可欠ですね。

しかし一番難しい部分でもあります。
現時点では、考えられる集客手段は

・百度のリスティング広告
・ミニブログweiboでの宣伝
・定番SNSのwechatでの宣伝
・特別媒体での広告(ディスプレー広告)
・口コミ

それぞれの特徴がありますし、ある程度やりようがあります。ただ正直なところ、未だに「中国ECならこれがオススメ!」という効果的な集客手段は見つかっていません。自分の中でも「集客」が中国向けECをやるのに一番のネックと考えています。もう少し○媒体が○年齢層の顧客に効果的、的な資料が集まったらあたらめて記事にまとめます。

最後に

それぞれのパートに概要しか触れていませんが、中国向け越境ECを始めようと考えている方への参考になればと思います。
そして、各パートの深堀分析ができるようになったら、改めて情報共有に記事をまとめたいと思います。(最近流行りのモール出店も含めて)

それでは、本記事はここまで。



コメント2件

  1. これからもっと需要が増えるとても見やすいサイトだと思います。更新、頑張ってください。

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