余额宝(Yu Ebao)とは? アリペイの新サービスをご紹介



 

アリババの関連会社であるアリペイが、中国の銀行を潰す勢いで新しいサービスをスタートしました。

 

支付宝(alipay)の弟分、「余額宝」です。

「余額宝」とは?

中国語表記:余额宝

英語表記:Yu Ebao

日本語表記:不明(2013年6月30日現在)

サービスイン:2013年6月17日

開発者:alipay

 

サービスを簡単にご紹介しますと、「余额宝」に預けているお金は、

・ネットでのお買い物にすぐに使えます

・そのままおいておくと、勝手に増殖します(利息付き)

・ほかの銀行口座への振込もすぐできます

とのことです。アリペイとの一番の違いは、利息付きの部分です。

なんかもう銀行ですよね。

いや、銀行より魅力的だと思います。

理由は、余额宝は支付宝(alipay)と中国の天弘基金(tianhong asset management)と合同開発のサービスであり、余额宝に預けられているお金は、基金の運用により、銀行より高額な利息がつくようになっています。利息計算方法は割愛しますが、大体銀行より10倍の収益が得られます。

中国国内銀行の預金利率:約0.35%

余额宝の利息率:約4%

例えば:

10万元を銀行に預金した場合、一年で約300元の利息がつきます。

10万元を余额宝に預ける場合、一年で約3000元〜4000元の収益が見込めます。

 

中国交通銀行のトップ、馬さんはこう語っています。「真の脅威はほかの銀行からではなく、ジャック馬からだ」。実際にサービス公開されてからまだ6日間も経っていない時点で既にユーザ100万人を突破しています。凄まじい勢いですね!

では、なぜこんなに爆発的にユーザが増えているのか

個人観点になりますが、以下と考えられると思います。

1.中国では最近ずっとインフレ傾向であり、銀行に預けると資産が相対的に減ってしまい、損します。

2,投資ブームで、収益性の高い商品に手を出してしまう傾向があります。とはいえ、株のリスクが大きい、不動産も微妙、直接投資信託もリスクが大きいといろいろ報じられている今、余额宝は比較的安全です。

3.小遣い稼ぎでtaobao(淘宝)での開店ブーム、主に20代〜30代ですが、いつでも商売できるようにアリペイにお金を預けています。そこで、余额宝の登場により、「アリペイに眠っている大金を余额宝にいれて、増殖もできるし、いつでもネット商売での支払いもできる」ことになりました。中小事業主に喜ばれるニュースだと思います。

以上の観点から「余额宝」は中国で大ブレークする可能性が高いと思います。

ただ、懸念点もあります。

それは、中国の証券監督管理委員会は、「まだ一部の資料を提出されていない」などの発言もあり、これからはしばらく、アリペイにがんばってもらわなければならないと思います。



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